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あの猿はいなかったよ
漂泊のランチ難民ザ・3名様(takasaki、sasaki、izumi)が流れ着いたのは某テレビ局地下にある社員食堂。社食と言いつつここは一般客も利用できる、味に定評のある老舗だ。
古色蒼然とした階段を下りいざ地下の店内へ。昼時ということもあって、あまり広くはない店内は局の社員でごった返している。カレーやラーメンなどのオーソドックスなメニューを頼んで実力を見る手もあるが、スペシャルランチに「エスカロップ」の文字を見つけ迷わずそれにした。実は僕はエスカロップを食べたことがないのだ。
気が付けば3名とも同じメニュー。グルメブロガーの自覚ゼロ! 欲望に忠実とも言えるが。
北海道外の人に一応説明しておくと、エスカロップとは道東・根室のローカルフードである。バターライス(またはケチャップライス)の上に薄切り肉のカツレツを乗せデミグラスソースをかけたもの、と聞くと人によっては「トルコライス」を想像するかもしれない。細かい部分で両者は異なるが、「食いしん坊の好物をワンディッシュに乗っけちゃった欲張り洋風ご飯」という点では同系統の料理と言える。余談だが同じく道東の釧路には熱い鉄板の上にミートソーススパゲッティとトンカツを乗せた「スパカツ」というこれまた素敵な“土地メシ”がある。
期待を胸に食券をカウンターに出す。さすが食堂、という早さでエスカロップが出てきた。

「チキンライスのチキン抜き」という感じのあっさりケチャップライス(バターライスの“白エスカ”に対し“赤エスカ”と呼ばれるらしい)に薄いトンカツ。デミグラスソースは若干さらりとしている。これにサラダとスープが付く。ライスといいカツといいソースといい、そして横に添えられた福神漬けといい、ガツンとくる味のアクセントがあるわけでもなく、全体的に薄ぼんやりした感じだ。しかしそのおかげで飽きずに食べられる。いい意味での「チープさ」がたまらない。個人的にはこれにナポリタンとハンバーグも加えた“全部入り”なんかがあったらもう最高。
しかしこうなるとtakasakiメンバーが「これよりもっと旨かった」と評する本場・根室の“白エスカ”にもいつかチャレンジしてみたいというものだ。例えるなら「フフフなかなかやるな。しかしその程度ではしょせんあのお方には勝てん!」という少年漫画にありがちなセリフにおける「あのお方」的な存在とでも言おうか。分かりづらいですかそうですか。
それにしても「社員食堂」。憧れる響きである。社食のある会社で働いたことがないというのもあるが、なぜか僕の中では「顔も名前も知らない社員がいるくらい大きな会社」のイメージと直結しているのだ。違う課の同期と社食で顔を合わせたり、女子社員が給湯室で「○○課長、総務の○○って子と不倫してるらしいわよ」「うそー!」などとうわさ話に花を咲かせたり、一見サエない窓際係長が実は特命……まあ妄想はその辺にしとくとして。
結局そんな会社とは縁がなかったが、こうして社食だけでも雰囲気を味わうことはできたというわけだ。
izumi★★★☆☆
古色蒼然とした階段を下りいざ地下の店内へ。昼時ということもあって、あまり広くはない店内は局の社員でごった返している。カレーやラーメンなどのオーソドックスなメニューを頼んで実力を見る手もあるが、スペシャルランチに「エスカロップ」の文字を見つけ迷わずそれにした。実は僕はエスカロップを食べたことがないのだ。
気が付けば3名とも同じメニュー。グルメブロガーの自覚ゼロ! 欲望に忠実とも言えるが。
北海道外の人に一応説明しておくと、エスカロップとは道東・根室のローカルフードである。バターライス(またはケチャップライス)の上に薄切り肉のカツレツを乗せデミグラスソースをかけたもの、と聞くと人によっては「トルコライス」を想像するかもしれない。細かい部分で両者は異なるが、「食いしん坊の好物をワンディッシュに乗っけちゃった欲張り洋風ご飯」という点では同系統の料理と言える。余談だが同じく道東の釧路には熱い鉄板の上にミートソーススパゲッティとトンカツを乗せた「スパカツ」というこれまた素敵な“土地メシ”がある。
期待を胸に食券をカウンターに出す。さすが食堂、という早さでエスカロップが出てきた。

「チキンライスのチキン抜き」という感じのあっさりケチャップライス(バターライスの“白エスカ”に対し“赤エスカ”と呼ばれるらしい)に薄いトンカツ。デミグラスソースは若干さらりとしている。これにサラダとスープが付く。ライスといいカツといいソースといい、そして横に添えられた福神漬けといい、ガツンとくる味のアクセントがあるわけでもなく、全体的に薄ぼんやりした感じだ。しかしそのおかげで飽きずに食べられる。いい意味での「チープさ」がたまらない。個人的にはこれにナポリタンとハンバーグも加えた“全部入り”なんかがあったらもう最高。
しかしこうなるとtakasakiメンバーが「これよりもっと旨かった」と評する本場・根室の“白エスカ”にもいつかチャレンジしてみたいというものだ。例えるなら「フフフなかなかやるな。しかしその程度ではしょせんあのお方には勝てん!」という少年漫画にありがちなセリフにおける「あのお方」的な存在とでも言おうか。分かりづらいですかそうですか。
それにしても「社員食堂」。憧れる響きである。社食のある会社で働いたことがないというのもあるが、なぜか僕の中では「顔も名前も知らない社員がいるくらい大きな会社」のイメージと直結しているのだ。違う課の同期と社食で顔を合わせたり、女子社員が給湯室で「○○課長、総務の○○って子と不倫してるらしいわよ」「うそー!」などとうわさ話に花を咲かせたり、一見サエない窓際係長が実は特命……まあ妄想はその辺にしとくとして。
結局そんな会社とは縁がなかったが、こうして社食だけでも雰囲気を味わうことはできたというわけだ。
izumi★★★☆☆
コメント
全部乗り!
まあ何をもってして「全部」なのかは個人の好みによるでしょうけどね。
僕の場合はハンバーグ&ナポリタンです。
僕の場合はハンバーグ&ナポリタンです。
ねえ、ねえ、北海道のみなさん。
エスカロップ(スパカツも)ひどく羨ましいんですけど。
食堂っていう響きとあいまって、おとなお子様ランチ みたいな?
醍醐味というか気持ち的お得感というか。
数日前にどこかで「日本で食のいちばん豊かなのは北海道」
なる記事も目にしましたが、
エスカロップ、若い人ならガッツリいけますよね。
ローカルなんてもったいないなー。
エスカロップ(スパカツも)ひどく羨ましいんですけど。
食堂っていう響きとあいまって、おとなお子様ランチ みたいな?
醍醐味というか気持ち的お得感というか。
数日前にどこかで「日本で食のいちばん豊かなのは北海道」
なる記事も目にしましたが、
エスカロップ、若い人ならガッツリいけますよね。
ローカルなんてもったいないなー。
東京のローカルフードというと、
深川丼とかもんじゃ焼きになるんでしょうかね。
北海道は食材は豊かですね確かに。よそと比べて「食」が豊かかどうかは分かりませんが。
北海道は食材は豊かですね確かに。よそと比べて「食」が豊かかどうかは分かりませんが。
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かなりなパワーランチでしたが
おいしかったですよー。